これほど自分のことをわかってくれるひとなんていない
こんなにも自分のことをわかってくれるひとなんていない
これほど、わたしのことをすっと理解してくれるひとなんていない

そういう人間関係は、年齢を重ねれば重ねるほどとても大切で貴重だと思うし、少なくなってくるような気もする

だからこそ、わかってくれる=恋愛感情に直接結びつくかというと、それは違うというのは頭の中ではわかっている

恋愛感情というのは、自分の心の中の働きなのでとてもわがままだし自己中心的で自己満足的なもの、陶酔するものだ
それは、良いこととも悪いことともいうつもりはもちろんない

先週末、一週間前の土曜日に会いたいひとに久しぶりにあった

このところ、コロナだけが原因ではないけれど、一年以上前からずっと仕事のことでも空振りが続いて行き詰まり、これから何をしたいのかそもそも何をしたかったのか、などと答えのない思考をぐるぐると回して生きてきた

彼は本当に自由に生きていて、とても優秀で頭の回転が早いひと
いくつか年上

初めて出会ったのは2年以上も前になると思うけれど、行きつけのお店でだった
最初からわたしは彼のことが好きで、そのことはお店のママも知っていて
でも何度か会いデートしたこともあったけれど、わたしはこのひととパートナーになることはないだろうな、という思いもあった
なんというか、愛してくれるタイプじゃないだろうなとも思って別のひととデートしたり一年会わなかったりもした

それでも彼はわたしの心の中で特別な位置にいて、ずっとわたしはどうしていいかわからない彼への気持ちを抱いていた

こう言っちゃ何だが、わたしの仕事や様々な活動のことを理解できない男性とあっさり関係が終わるということが無数に続いていて現在に至るわけだけれど

でも、彼ほどストレートにディープに心に寄り添うような態度を取れるひとがいると、わたしのことをわかってくれるのはこの人しかいないという思いが、自分の気持ちを恋愛感情にぐらつかせる
20代だったら違ったのかもしれないな

今では、そのことだけで恋愛GOにはならない

それでも、とことん突き詰めて付き合ってくれて、心に寄り添ってくれたことで初めてわたしは、自分の心の深いところにあるディープなもやもやを言語化することができた
だからせめて心から感謝したいし、一緒に過ごせる時間は心から幸せだと思っている

先週、行きつけのお店で長時間話して、初めてこうやってちゃんと話してくれたねと言われた

わたしは、いつでも心をオープンにしているようで、本当は硬く閉ざしていたのかもしれない
そういうことに気づいた

ありがたい存在なのだろう

そしてストレートに好きな男、でもある

でも、ここから先、どうすればいいのかなという思いもある

「わかってくれる」ことと「愛してくれる」ことと「パートナーになる」ことは別のことだから

ただ、出会ってしばらく経つけれど、初めて心に触れ合うことができたのは本当に幸せなことなのかもしれない

なかなか、そこまでの人間関係ってつくることができないから

そんなあれこれな思いを抱えつつ、やはり心に触れてくれる人の存在には純粋に感謝すべきなのだろう

でも本当は、もう一度デートに誘うタイミングについても少し考えている

コメント

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

日記内を検索